リチウムイオンバッテリー内蔵製品のご使用について
● 自動車のダッシュボードや窓際など直射日光の当たる場所、駐車中の自動車内など、
高温になる場所に放置しないでください。
バッテリの液漏れにより、発熱、破裂、発火の原因になります。
● ストーブやヒーターなどの熱源のそばに放置しないでください。発熱、破裂、発火の原因になります。
● 本体にACアダプタを接続したままの状態を継続させて、長時間充電し続けないでください。
バッテリーの劣化を早めたり、発熱、破裂、発火の原因になります。
● 水、海水、ジュースなどの液体で濡らさないでください。内部の保護回路が損傷し、発熱、発煙、発火の原因になります。
● 火の中に投入したり、熱源のそばで使用しないでください。保護機構が損傷し、発熱、破裂、発火の原因になります。
● 落下させるなど強い衝撃を与えたり、投げつけたりしないでください。バッテリーが変形したり、保護機構が損傷し、
異常な電流、電圧で動作する可能性があり、発熱、破裂、発火の原因になります。
● 充電や放電中に可燃物を上に載せたり、覆ったりしないでください。発熱、破裂、発火の原因になります。
● 本製品に内蔵されているバッテリーには経過年数や使用頻度によって劣化、消耗し、
充電しても使用できる時間が極端に短くなる場合があります。
● 本製品の使用時や充電時、保管時に、異臭、発熱、変色、変形、その他の異常に気づいたときは、使用しないでください。
そのまま使用するとバッテリーが発熱、破裂、発火する原因となります。
● 本製品に内蔵されているバッテリーが液漏れしたり、変形、異臭がするときには、すぐに火気から遠ざけてください。
漏れた電解液やガスに引火し、破裂、発火する原因になります。
業務用途として使用しないでください。
店頭でのプロモーションビデオの再生など、常にACアダプタを製品に接続したままの状態や
断続的にACアダプターを製品に接続したままの状態では、バッテリーの満充電が繰り返され、
過充電状態となるおそれがあります。
※リチウムイオンバッテリー内蔵プレーヤーの長時間の連続使用は、過負荷による故障の原因となり、
火災や感電の危険がありますので、業務用途でご使用の際は、事前に、弊社(03-5421-2255)までご相談ください。
バッテリ残量が空の状態で保管しないでください。
製品を、長期間にわたって使用しないなど、バッテリー残量が空の状態で保管すると、
バッテリーからの自然放電が続くことによる過放電状態となり、故障するおそれがあります。
連続使用、過充電や過放電による製品への影響
■(ディスクプレーヤーの場合)ディスクの読み取りができなくなります。
製品に搭載されているディスクの再生を行うためにレーザー光を送出したり受光するピックアップ部は消耗部品であり、
使用頻度や経過年数にともなう状態変化によりディスクの読み取りができなくなる場合があります。
■バッテリーの劣化を早めます。
バッテリーは過充電や過放電により劣化するものとなり、
通常は、制御回路や保護回路によって過充電や過放電を回避していますが、
過充電や過放電が長期にわたって繰り返されることにより、劣化が促進されます。
●劣化などにより充放電容量が小さくなったバッテリーでは、”持ちが悪い”、すぐに切れる”といった性能の低下が見られ、
さらにはバッテリーとして機能しなくなる場合があります。
●劣化などにより内部が不安定になったバッテリーでは、内部の電解液が気化し、体積が増えるため、
バッテリーパックの膨張を引き起こす場合があります。
バッテリーパックの膨張による危険性
■膨張したバッテリーパックは体積が増え、製品本体に内蔵された状態からむき出しになることで、
製品を破損する危険があります。
■膨張したバッテリーパックは内圧が高く、破損すると可燃性の気体が噴出し、引火や爆発の危険があります。
バッテリーパックが膨張した製品の取り扱い
■ご使用の製品にバッテリーパックの膨張が見られたら、ACアダプタを取り外し、製品の電源スイッチをオフにし、
直ちにご使用を中止してください。
■バッテリーパックが膨張した製品を保管する場合は、以下の通りにお願いします。
●製品からバッテリーパックを取り外さないでください。
●直射日光や熱器具などの高温に近づけず、常温で保管してください。
●火気に近づけないでください。
●バッテリーパックのアルミ包装を傷つける可能性があるものを近づけないでください。
●製品をビニール袋に入れて袋の口をしばるなど、できるだけ製品が外気に触れないようにしてください。
■バッテリーパックが膨張した製品を輸送する場合や廃棄する場合は、以下の通りにお願いします。
●バッテリーパックのアルミ包装を傷つけないように梱包してください。
●バッテリーパックに潰れや変形が生じないよう、強い圧力がかからないように梱包してください。
●バッテリーパックはエアーキャップや新聞紙を丸めたものなどで包み、輸送中の衝撃が加わらないように梱包してください。
●輸送中に箱の中で製品が動かないように、製品の周囲にエアーキャップや新聞紙を丸めたものなどで
緩衝材をつめてください。
●廃棄する場合は、燃えないゴミや資源ゴミ、粗大ゴミ、小型家電回収など、各自治体によって取り扱いが異なりますので、
お住まいの自治体の指示に従ってください。